【重要】サーバ証明書の発行に失敗する事象について

2026-08-20 17:28 by 中川

UPKI電子証明書発行サービス利用機関の皆様におかれましては,平素よりサービスの運営にご協力を賜り,誠にありがとうございます。

2026年7月12日(日)に実施したメンテナンス以降,申請内容に問題がないにもかかわらず,サーバ証明書の発行に失敗する事象を確認しております。
ご迷惑をおかけしており,誠に申し訳ございません。

  • 発生は散発的であり,すべての申請が失敗するものではございません。
  • 既に発行済みの証明書には影響ございません。
  • 8月8日(土)のメンテナンスにより要因の一部は解消しておりますが,事象は継続しております。
    現在,認証局とともに原因調査および恒久対応の検討を進めております。

証明書発行形態ごとの症状と対処を以下にご案内いたします。


【TSVによる証明書の発行を行っている場合】


症状

電子証明書自動発行支援システムへの申請ファイルのアップロードは正常に完了しますが,
証明書が発行されず,「サーバ証明書発行受付通知」のメールも送付されません。

確認方法

申請から1時間程度経過しても証明書が発行されない場合,証明書情報一括ダウンロードにより状態をご確認ください(登録担当者権限が必要です)。

入手した全証明書情報一括ダウンロードTSVファイルをTSVツール等で開き,
22項目:発行・更新申請-認証局連携APIエラーコードの値が「338」 となっている場合,本事象に該当する可能性がございます。

なお,エラー338は本事象以外に,発行対象FQDNのDNS設定に起因して発生するケースもございます。あわせてご確認ください。

対処方法

本事象によるエラー338の場合,再申請を行うことで証明書が発行される場合がございます。 発行をお急ぎの場合は,以下の手順をお試しください。

  1. 鍵ペアを再生成のうえ,CSRを再作成してください。
  2. 作成したCSRを用いてTSVファイルを作成し,再申請してください。

鍵ペアの生成方法およびCSRの作成方法は,サーバ証明書インストールマニュアル配下の,お手元の環境に該当するマニュアルをご参照ください。

鍵ペアの再生成が必要な理由 
発行に失敗した申請と同一の鍵ペアでは再申請を受け付けられない仕様のため,お手数ですが鍵ペアの再生成からお願いしております。
この点につきましても,あわせて認証局と改善を調整しております。

ご連絡のお願い

エラー338を確認された場合は,再申請の成否にかかわらず,登録担当者の方より下記の問い合わせ窓口までご一報ください。 
発生状況の把握と原因調査に活用させていただきます。

https://certs.nii.ac.jp/contact/form


【ACMEによる証明書の発行を行っている場合】


症状

本事象はACMEによる発行においても発生する可能性がございます。
この場合,証明書の取得に失敗し,ACMEクライアント側でエラーとして記録されます。

対処方法

  • 初回取得時に失敗した場合:しばらく時間をおいてから,再度実行してください。
  • 自動更新をご利用の場合:次回スケジュールされている更新処理で正常に取得できる場合が多いですが,
    お急ぎの場合は手動での更新実行をお願いいたします(certbotの場合は certbot renew の手動実行)。

多くのACMEクライアントでは更新のたびに新しい鍵ペアが生成されるため,TSVによる申請のような鍵ペアの再作成は通常不要です。

監視についてのお願い

ACMEによる自動更新は,失敗しても気付きにくい性質がございます。
本事象に限らず,証明書の有効期限の監視,または更新処理の失敗を検知できる仕組みのご準備を推奨いたします。
参考:UPKI ACME移行支援サイト 証明書の有効期限監視

繰り返し発行に失敗する場合や,有効期限が迫っている場合は,上記の問い合わせ窓口までご連絡ください。


本件につきましては,引き続き認証局とともに原因の調査および恒久対応の検討を進めております。 進展がございましたら,改めてご案内いたします。
ご迷惑・ご不便をおかけし大変恐縮ですが,何卒よろしくお願い申し上げます。

本件に関する連絡先:

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国立情報学研究所 学術基盤課 認証基盤・クラウド推進チーム(認証担当)
お問い合わせフォーム:https://certs.nii.ac.jp/contact/form
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