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[upki-odcert:00087] Re: Google Chrome の SHA-1 証明書表示



荻野様
西村です。

ご指摘ありがとうございます。SHA-2移行の影響を詳細化することができま
す。(恥ずかしながらRHEL/CentOS 5での確認はできていませんでした)
他の事例がありましたら是非お知らせください。 > みなさま

> 当面の間、SHA-2 中間証明書が RootCA1 をルートにしてもらえればと思う
> のは素人考えなのでしょうが。

確認します。

On 2014/12/03 12:52, Mitsuru Ogino wrote:
> 椙山女学園の荻野です。
> 
> Takeshi NISHIMURA wrote on 2014/12/03 11:37:
>> ここは、「個々に事情があってSHA-2移行は容易ではない」(なのでChromeのように
>> 性急に対応させようとするのはよくない)という文脈で、上記はその例だと思いま
>> すが、確かにルート証明書がSHA-2であることは不要です。しかし、SHA-2のEE証明
>> 書が別個のCAから発行されていてブラウザに受け入れられるためには当該CA証明書
>> がトラストアンカーとして入っている必要がある、という状況はあります。
>> # いわゆる非クロスルートの証明書です。
>>
>> 例えばセコムのSHA-2証明書のルートは"Security Communications RootCA2"(SCRootCA2)
>> で古いJDKには入っていません。
>> 当方でもShibboleth IdP向けのサイトのSHA-2移行をどうしようか…、と考えていたところです。
> 
> 
>    https://scrootca2test.secomtrust.net/
> 
> は RHEL5 では検証に失敗しました(2014/1/29 付の ca-bundle.crt)。RHEL6
> では成功します。
> 
> 当面の間、SHA-2 中間証明書が RootCA1 をルートにしてもらえればと思うのは
> 素人考えなのでしょうが。
> 
> 当方では EAP-PEAP/TLS にも UPKI の証明書を使用して、信頼できるルート証明
> 書を設定してもらっているので、ルート証明書が変更になるとユーザへの案内が
> 結構大変そうです。

-- 
西村健
国立情報学研究所 TEL:03-4212-2890